先日、コンサルタントの先輩にお薦め書籍を何冊か教えてもらい、
今さらですが、コミュニケーションについて勉強中です。
今お付き合いいただいているクライアントの方々に、
もっともっと深い満足と大きな価値を感じていただくには、
自分自身のコミュニケーションに対する知見をもっと深める必要があるのでは?
と感じたのがきっかけです。
あと、今年は研修の予定がたくさん入っているので、
コンテンツ力や講師力を高めるためにも効果的かな、とも思って。
でも、本を読み進めていると、自分自身の日常的なコミュニケーションについても
気づくことや反省点がたくさん。
以前、会社に勤めていたころは、普段会話をするのは、
とっても狭い範囲の、濃い付き合いの人々。
いつも同じ状況や環境で過ごしているから、少しの言葉で意図や思いが伝わるし、
会話はとんとん拍子で進んでいました。
問題や悩みごとも、本質的なレベルで共感できていると実感できることが
とても多かったように思います。
それが最近、なかなかうまく会話が進まないなぁ・・・と思うことが
たまにあります。
自分の伝えたいことが伝えたいニュアンスで伝わらなかったり、
おそらく自分は、相手の期待する反応や回答ができていないだろうなぁ・・・と、
もどかしく思うことがあったり。
それは、バックグラウンドが全く違ったり、
普段あまり空間や時間を共有していない人たちとも会話をする機会が
増えたので、それも仕方のないこと・・・と思うのですが、
心の底から納得のいくコミュニケーションが出来ない状況というのは、
なんともストレスがたまるものです。
で結局、たとえば何か悩みごとや伝えたいことがあったとしても、
「話してもあまり共感してもらえないだろうから、だったら
あえて口に出すのはやめておこう」
と、自己開示を控えてしまうケースも多いような気がします。
でも、いろいろと本を読んでいるうちに、
「バックグラウンドや環境が違うから仕方がない」と安易に考えてしまうことは、
コミュニケーションを諦めている、ということなのかも・・・
と思うことがありました。
コミュニケーションというのは、自分の考え方次第で
もっともっと充実したものになるのだなぁ、と感じています。
かといって、どんなときでも相手構わず自分のことを主張しすぎたり、
相手のことを理解しようと根掘り葉掘り質問攻めにしたり、というのは
良くないと思うのですが、
自分が大事だなと思う相手や状況では、
コミュニケーションを諦めない、ということも大事ですね。
しばらく、じっくり研究してみようと思います。